2010年11月10日水曜日

尖閣ビデオ流出に思ふ

言いたいことは山ほどあるが、時間がないので手短に。(笑)

Googleからのアクセスログの強制押収には些か驚いた。
その驚きには2つの側面がある。

まず天下のGoogleが権力に容易く屈したこと。
ネット上の安全や公平を保つ為には、安易な情報提供は慎むべきである。
これは決して犯罪の助長や温床を意味するものではない。
仮に野蛮な国家の内状を暴露するビデオが流出したとして、流出させた犯人探しの為に情報提供することは是か否かどちらだろうか?
正義の所在は(立場によって)正しく判断出来るとは限らないのだ。

もう一つの驚きは強制押収自体が無意味でありおバカである点だ。
漏洩が意図的であったかどうかに関わらず、最終的にYouTubeにアップした人物はネットの手練の可能性が高い。
詳しくは書かないが「串」くらいは刺していたに違いない。
間違ってもアクセスログから足がつくとは考えられないのだ。
万が一足がついたとすれば、罪に問えない様な年齢か人格の持ち主だろう。

まあ、ビデオ流出に対して厳正に対処しているポーズならアリかもね。(笑)

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